紅斑測定評価試験
紅斑測定評価試験
紅斑とは
紅斑とは皮膚に近い部分の毛細血管が拡張する事により皮膚が赤く炎症を起こした状態の事を指します。感染症、マッサージ、電気的処理、ニキビ、アレルギー、運動、太陽放射(日焼け)、皮膚の放射線症候群、毛のワックス処理や引き抜きが原因となり起こります。これらによって毛細血管の拡張が引き起こされ、皮膚が赤くなります。
試験概要
本試験では肌に光を照射し、皮膚から反射された光の反射率から紅斑量を測定します。
この試験を利用し、塗布前後における肌の炎症の状態を評価することで、化粧品や化粧品原料、化粧品原料となりうる素材(植物、酵母などの微生物、海産物など)の抗炎症性について予測することができ、機能性の一端を明らかとすることが可能となります。
測定例
・測定部位:左前腕内側
・測定条件:室温 21度
・湿度 30%
本評価試験では、数値のみの測定となります。
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