ヒアルロン酸断片化抑制作用評価試験

ヒアルロン酸断片化抑制作用評価試験

ヒアルロン酸とは

ヒアルロン酸は、真皮の細胞外マトリックスの重要な構成成分であり、1g当たり約6リットルもの水分を保持することも可能だと言われています。その保水性の高さによって、コラーゲンやエラスチンなど線維成分の隙間を埋め、皮膚に柔軟性を与える役割を担っています。しかし、紫外線や炎症などによって発生する活性酸素はヒアルロン酸を切断してしまい、皮膚の柔軟性を低下させてシワやたるみを引き起こす恐れがあります。

試験概要

ヒアルロン酸断片化抑制作用評価試験の画像本評価試験は、活性酸素を人工的に発生させ、ここにヒアルロン酸を反応させた際に生じるヒアルロン酸の断片化を測定するものです。試験物質により、この活性酸素によるヒアルロン酸の断片化がどの程度抑制されたかを評価することが可能です。







測定例

サンプル:ショウブエキス、キンギンカエキス、コーヒーエキス、カンゾウエキス測定例の画像

測定結果
コーヒーエキスに98.4%の高いヒアルロン酸断片化抑制作用が認められました。

このように、化粧品原料がどの程度のヒアルロン酸断片化抑制作用を有しているかを明らかにすることができます。





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