経表皮水分蒸散量(TEWL)の評価

経表皮水分蒸散量(TEWL)の評価

経表皮水分蒸散量

経表皮水分蒸散量測定の画像健康的な肌は水分を角質層にたくさん蓄えており、みずみずしく潤った状態です。潤いのある肌はバリア機能が高く、外界からの刺激から肌を守ったり、肌内部にある水分の蒸発を防ぎ、潤いが保たれています。一方、乾燥した肌はバリア機能が低いために水分を蓄える力が弱くなっており、更に水分を失ってしまうので肌荒れの原因にもなります。さらに肌はハリを失ってシワやたるみができたり、外部刺激によって炎症やシミになるなど、様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。
このように、健康な肌を保つためには肌表面から水分が蒸発するのを防ぎ、肌内部に潤いを閉じ込める働きが重要となります。経表皮水分蒸散量測定では、肌表面から蒸発する水分量の経時的な変化を測定し、水分保持効果を評価することができます。

試験概要

【長期試験】
測定部位に試料を1日2回、4週間洗顔後に連用塗布します。連用塗布前、連用塗布後に経表皮水分蒸散量を測定することにより、肌の水分保持力を評価します。この試験を利用することにより、化粧品を長期使用したことによる肌のバリア機能改善の程度を調べることができます。
評価試験概要の画像

【短期試験(オプション)】
洗浄前、洗浄後、試料塗布後における経表皮水分蒸散量を測定することにより、試料の水分保持効果の評価を行います。この試験を利用することにより、化粧品の水分保持効果の持続時間を調べることができます。

経費水分蒸散量測定試験で対応する理想肌、肌悩み、訴求
 ・保湿|潤いのある肌、潤い持続、バリア機能の高い肌、乾燥肌の改善           »»
 ・肌状態の改善|化粧品の使用(単回/連用)・食事等によるバリア機能、保湿潤いアップ  »»




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