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美白への回帰(コラム1)

美白への回帰(コラム1)

メラニン産生レベルは、人種、生活文化および遺伝的背景、暴露紫外線強度とその持続時間、歴年齢、内分泌腺の機能あるいは個別の疾患などにより変動します。人種やアジア人中でも求める美白レベル(メラニン産生を過剰と感ずるレベル)はそれぞれ異なり、それに対処法もそのゴールもまったく異なります。

もともと紫外線に対する生体防御機構であるメラニン産生機能ですが、美的感覚から求められるレベルは過去50年間、だいぶ変わってきました。オゾン層の破壊が広く知られていなかった前回の東京オリンピック開催の1964年ごろから高度成長期の終わりとされる1970年代中ごろまでは、小麦色の肌は健康で美しさとされていました。しかし、環境中に放出されたフロンガスが地球を取り巻くオゾン層の一部を破壊し、地表での紫外線量が増えていることが広く知られるようになると、⼈体への悪影響が懸念されるようになってきました。近年では、古来日本で好まれていた、自然で生き生きとした白い肌への志向へと回帰してきました。現在では自然な美しさとしての白さのみならず、潤いやハリのある肌理の細かな肌へ、さらに衣食住全般に関わるトータルなライフスタイルの中に位置づけられる美白ケアに発展しています。これを受けて美白剤の開発も多機能に応えるようにメラニン生成抑制のほかに保湿、代謝活性、抗酸化、紫外線防止、抗脂漏、抗菌、収斂など幅広い目的成分が化粧品組成物として加えられるようになりました。

アジアの先進国は軒並み人口が急速に高齢化し、経済的に豊かな中老年層の美肌、美顔、美容へのニーズが増大しています。またこの世代の美容行動が若年層へアンチエージングへの動機を喚起しており、全体としての市場規模を拡大する牽引力となっています。ある予測(Zion:2018)では世界全体の美容医療を含むアンチエージング市場の規模は2021年に約23兆円。肌の色についての審美的基準は歴史的に、あるいは地域により常に振れ幅をみせますが、人々が広く交流し、美的基準に一つの方向に収斂してゆく力が働いているグローバル時代にあって、アジア人女性が求めるこの美白という流れは変わらないものと考えられます。

美白コラム1




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